あさひ
@kaigo_health
介護現場で12年の理学療法士です。夜勤明けの介護職員さんと家族介護中の方の隣で、続けるための体の整え方を配信します。 責めない温度感で記載します。
コラム
全 15 件
母とトイレまで歩く 12 歩のあいだ、わたしはずっと横を向いていました
夕方の 17 時 40 分。母が居間の椅子から「トイレに行きたい」と言って立ち上がりました。居間からトイレまでは、廊下を通って 12 歩です。母は右手で手すりを持ち、わたしは母の…
母とトイレまで歩く 12 歩のあいだ、わたしはずっと横を向いていました
夕方の 17 時 40 分。母が居間の椅子から「トイレに行きたい」と言って立ち上がりました。居間からトイレまでは、廊下を通って 12 歩です。母は右手で手すりを持ち、わたしは母の…
母とトイレまで歩く 12 歩のあいだ、わたしはずっと横を向いていました
夕方の 17 時 40 分。母が居間の椅子から「トイレに行きたい」と言って立ち上がりました。居間からトイレまでは、廊下を通って 12 歩です。母は右手で手すりを持ち、わたしは母の…
家が静かになった土曜の午後、掃除機を握っていたわたしが休む許可を出すまで
土曜の 13 時 10 分。長女はバスケの試合で朝から出かけていて、下の子は夫が公園に連れて行きました。母は昼ご飯のあと、縁側の椅子でうとうとしています。 家が、静かでした。 そ…
母の部屋の前で、わたしが息を止めていたことに気づいた夜
夜中、母の部屋のドアを五センチだけ開けて、寝息を確かめる時間があります。認知症の進行はゆるやかでも、夕方から見当識がぶれる日があるので、寝る前にもう一度だけ様子を見にいくのが、三…
夜勤の仮眠椅子でお尻から太ももが痺れていた日、わたしが変えた座り方
夜勤の仮眠時間、詰所の硬い丸椅子に座ったまま、少しだけ目を閉じるつもりでした。次に瞼を開けたとき、時計は四十分も進んでいて、お尻の奥から太ももの外側にかけてジンジンとした痺れが残…
夜勤明け、靴下を脱いだら足首にゴムの跡が消えなかった朝
夜勤(16:30〜翌9:30)が明けて、玄関で靴を脱いで、居間のソファにそのまま座り込んで靴下を脱いだ瞬間、くるぶしの上にゴムの跡がくっきり残っていて、指で押してもしばらく戻らな…
夜勤明けに二階へ上がる階段の三段目で、ふくらはぎが攣りそうになった朝
夜勤明けの朝、母の部屋がある一階から、着替えを取りに二階へ上がる。三段目まで来たところで、右のふくらはぎがぎゅっと固まって、思わず手すりをつかんだことがあります。 痛みというより…
母の背中を洗うたびに、股関節の前が突っ張っていたわたしへ
母の入浴介助で、浴槽のふちをまたぐ足を後ろから支えた夜がありました。中腰のまま両手を伸ばし、母の体重がふわりと浴槽の外へ抜ける瞬間だけ、わたしも息を止めます。またぎ終えた拍子に、…
夜勤の記録用紙に屈み込むたび、首の付け根が固まっていたわたしへ
夜勤の記録用紙に向かって、何度目かのペンを置いた瞬間、首の付け根がジンと痛みました。時計は深夜2時を少し過ぎたところ。申し送りノートに屈み込んで、肩は動かさないまま首だけを前に落…
母を支える手首が、洗濯物を絞れなくなった朝
夜勤明けの朝、洗面所で洗濯物を絞ろうとしたら、右手首から前腕にかけてピリッとした痛みが走りました。何の変哲もない動作なのに、力が入らない。手のひらを返すと、じんわりとした重だるさ…
夜勤明け、コーヒーを淹れ忘れて家を出た朝に気づいた、燃え尽きの小さな合図
夜勤明けの朝、玄関で靴を履きながら、ふと手が止まりました。今日、コーヒーを淹れていない、と。 わたしにとって朝のホットコーヒーを淹れる数分は、夜勤明けの体を地面に戻すための、小さ…
母の靴をしゃがんで履かせた夜、膝が立ち上がらなかったわたしへ
母の靴をしゃがんで履かせた夜、膝が立ち上がらなかったわたしへ 実家の玄関で、母の靴を履かせるためにしゃがんだ夜のことです。 履かせ終えて立ち上がろうとしたら、膝が、すっと伸びてく…
移乗のたびに肩がすくむわたしが、勤務の合間にほどいている 5 つの合図
移乗のたびに肩がすくむわたしが、勤務の合間にほどいている 5 つの合図 日勤の午前、申し送りと最初の移乗を終えて、更衣室の鏡をふと見たときの話です。 鏡の中のわたしの肩が、耳の近…
夜勤明けの玄関で腰が止まらないように、わたしが続けている 5 つの戻し方
夜勤明けの玄関で腰が止まらないように、わたしが続けている 5 つの戻し方 夜勤明け、朝 9 時を少し過ぎた頃。 自宅の玄関で靴を脱ごうとして、わたしは思わず手すりに掴まりました。…