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セルフケアのコラム
介護職自身のメンタルヘルス・フィジカルケア・ワークライフバランス。長く働き続けるためのセルフケアの知見を共有します。
全 32 件(最新 30 件を表示)
弟が退院後はじめて実家に来た土曜日、わたしは午後2時に実家を出た
土曜の午前10時半、実家の玄関のチャイムが鳴りました。弟です。新幹線で2時間、子どもたちを家に置いて、一人で来ました。父が退院してから、弟が実家に来るのは初めてでした。 父は居間…
母とトイレまで歩く 12 歩のあいだ、わたしはずっと横を向いていました
夕方の 17 時 40 分。母が居間の椅子から「トイレに行きたい」と言って立ち上がりました。居間からトイレまでは、廊下を通って 12 歩です。母は右手で手すりを持ち、わたしは母の…
弟が退院後はじめて実家に来た土曜日、わたしは午後2時に実家を出た
土曜の午前10時半、実家の玄関のチャイムが鳴りました。弟です。新幹線で2時間、子どもたちを家に置いて、一人で来ました。父が退院してから、弟が実家に来るのは初めてでした。 父は居間…
母とトイレまで歩く 12 歩のあいだ、わたしはずっと横を向いていました
夕方の 17 時 40 分。母が居間の椅子から「トイレに行きたい」と言って立ち上がりました。居間からトイレまでは、廊下を通って 12 歩です。母は右手で手すりを持ち、わたしは母の…
弟が退院後はじめて実家に来た土曜日、わたしは午後2時に実家を出た
土曜の午前10時半、実家の玄関のチャイムが鳴りました。弟です。新幹線で2時間、子どもたちを家に置いて、一人で来ました。父が退院してから、弟が実家に来るのは初めてでした。 父は居間…
母とトイレまで歩く 12 歩のあいだ、わたしはずっと横を向いていました
夕方の 17 時 40 分。母が居間の椅子から「トイレに行きたい」と言って立ち上がりました。居間からトイレまでは、廊下を通って 12 歩です。母は右手で手すりを持ち、わたしは母の…
弟が退院後はじめて実家に来た土曜日、わたしは午後2時に実家を出た
土曜の午前10時半、実家の玄関のチャイムが鳴りました。弟です。新幹線で2時間、子どもたちを家に置いて、一人で来ました。父が退院してから、弟が実家に来るのは初めてでした。 父は居間…
父の外来で「変わりないです」の隣で黙った日、聞くことを一つに絞った話
火曜の朝8時、父の家の玄関で、車椅子を段差から下ろすのに15分かかりました。 退院してから初めての外来でした。総務の仕事は午前半休にして、7時に自宅を出て、車で40分。装具を着け…
家が静かになった土曜の午後、掃除機を握っていたわたしが休む許可を出すまで
土曜の 13 時 10 分。長女はバスケの試合で朝から出かけていて、下の子は夫が公園に連れて行きました。母は昼ご飯のあと、縁側の椅子でうとうとしています。 家が、静かでした。 そ…
介護ベッドのカタログが三冊届いた夜、比べ方を変えた話
父の退院まで、あと一週間に迫った火曜日でした。退院前カンファレンスの帰り際、ケアマネさんが「そろそろ介護ベッド、決めましょうか」と声をかけてくれました。週末、福祉用具の相談員さん…
母の部屋の前で、わたしが息を止めていたことに気づいた夜
夜中、母の部屋のドアを五センチだけ開けて、寝息を確かめる時間があります。認知症の進行はゆるやかでも、夕方から見当識がぶれる日があるので、寝る前にもう一度だけ様子を見にいくのが、三…
これまで何十人分も出してきた「介護休業」の申請書を、初めて自分のために書いた日
月末の総務部の机には、来月分の休業・休職の申請書が積まれています。育休、介護休業、休職。毎月何件も目を通し、規定を説明し、判子を押す。それがわたしの仕事です。 先週、その束の中か…
夜勤の仮眠椅子でお尻から太ももが痺れていた日、わたしが変えた座り方
夜勤の仮眠時間、詰所の硬い丸椅子に座ったまま、少しだけ目を閉じるつもりでした。次に瞼を開けたとき、時計は四十分も進んでいて、お尻の奥から太ももの外側にかけてジンジンとした痺れが残…
理学療法士が教える!タオルとストレッチポールで整える胸椎ケア
はじめに:デスクワークや介護現場で疲れていませんか 日々の長時間のデスクワークや介護作業の中で、ふと気がつくと背中が丸まっていないでしょうか。猫背の姿勢が続くと、肩や首がガチガチ…
「わたしに何かあったら」と気づいた夜、父のお金の管理に社協を挟んだ話
帰りの電車で、スマホの充電が7%まで減っていた夜がありました。父の家から自宅まで、いつもの40分。窓の外は、もう真っ暗でした。座席に座ったまま、ふと思ったんです。今ここで倒れたら…
夜勤明け、靴下を脱いだら足首にゴムの跡が消えなかった朝
夜勤(16:30〜翌9:30)が明けて、玄関で靴を脱いで、居間のソファにそのまま座り込んで靴下を脱いだ瞬間、くるぶしの上にゴムの跡がくっきり残っていて、指で押してもしばらく戻らな…
「見るだけでいいんですよ」とケアマネさんに言われた日、初めて施設見学に行った話
見るだけでいいんですよ、決めなくていいので。 先月、ケアマネさんにそう言われたとき、わたしは正直ぴんときませんでした。父はまだ家にいます。歩行器を使えば伝い歩きもできるし、デイサ…
夜勤明けに二階へ上がる階段の三段目で、ふくらはぎが攣りそうになった朝
夜勤明けの朝、母の部屋がある一階から、着替えを取りに二階へ上がる。三段目まで来たところで、右のふくらはぎがぎゅっと固まって、思わず手すりをつかんだことがあります。 痛みというより…
「手伝おうか」と夫に言われた夜、頼み方を三つに絞った話
「手伝おうか」と夫が言ったのは、火曜の夜9時半でした。父の家から帰ってきて、まだコートも脱いでいません。キッチンの明かりだけをつけたテーブルに、通院バッグとお薬手帳を置いた、ちょ…
母の背中を洗うたびに、股関節の前が突っ張っていたわたしへ
母の入浴介助で、浴槽のふちをまたぐ足を後ろから支えた夜がありました。中腰のまま両手を伸ばし、母の体重がふわりと浴槽の外へ抜ける瞬間だけ、わたしも息を止めます。またぎ終えた拍子に、…
「その5つ、どう書けばいいの」と弟に聞かれた夜、きょうだいLINEの言い回しを渡した話
弟から「その5つ、実際どう書けばいいの」とLINEが来たのは、退院前カンファまであと4日という、月曜の夜10時過ぎでした。実家からの帰り道、車の中でスマホを見たら、既読のついたメ…
夜勤の記録用紙に屈み込むたび、首の付け根が固まっていたわたしへ
夜勤の記録用紙に向かって、何度目かのペンを置いた瞬間、首の付け根がジンと痛みました。時計は深夜2時を少し過ぎたところ。申し送りノートに屈み込んで、肩は動かさないまま首だけを前に落…
父が「めまいがする」と電話をかけてきた夜、先に決めていた順番で動いた話
三ヶ月前、父が退院してまだ十日ほどの、水曜の夜九時半のことです。実家からの電話が鳴って、出ると父の声が少し変でした。「なんか、めまいがする」。それだけ言うと、父は黙ってしまいまし…
母を支える手首が、洗濯物を絞れなくなった朝
夜勤明けの朝、洗面所で洗濯物を絞ろうとしたら、右手首から前腕にかけてピリッとした痛みが走りました。何の変哲もない動作なのに、力が入らない。手のひらを返すと、じんわりとした重だるさ…
デイサービスに「行きたくない」と言っていた父が、将棋盤の前で機嫌が変わった話
デイサービスの送迎車が最初に家に来た、その火曜の朝のことを、わたしはよく覚えています。玄関で靴を履かせようとしたら、父が急に動きを止めて、「行きたくない」と、ぼそっと言いました。…
夜勤明け、コーヒーを淹れ忘れて家を出た朝に気づいた、燃え尽きの小さな合図
夜勤明けの朝、玄関で靴を履きながら、ふと手が止まりました。今日、コーヒーを淹れていない、と。 わたしにとって朝のホットコーヒーを淹れる数分は、夜勤明けの体を地面に戻すための、小さ…
父の通帳を「頼むな」と渡された日から、姉弟で揉めずにお金を整えた順番
父の通帳を「頼むな」と渡された日から、姉弟で揉めずにお金を整えた順番 「これ、頼むな」 父の家の台所で、退院から少し落ち着いた頃に、父がそう言って、通帳と印鑑の入った古い小箱を、…
母の靴をしゃがんで履かせた夜、膝が立ち上がらなかったわたしへ
母の靴をしゃがんで履かせた夜、膝が立ち上がらなかったわたしへ 実家の玄関で、母の靴を履かせるためにしゃがんだ夜のことです。 履かせ終えて立ち上がろうとしたら、膝が、すっと伸びてく…
親の介護を、上司にどう切り出すか — 早退を続けた月に、わたしが職場で整えた 5 つ
親の介護を、上司にどう切り出すか — 早退を続けた月に、わたしが職場で整えた 5 つ その朝、また父の通院の付き添いで、午後から早退をお願いしようとしていました。今月に入って、3…
移乗のたびに肩がすくむわたしが、勤務の合間にほどいている 5 つの合図
移乗のたびに肩がすくむわたしが、勤務の合間にほどいている 5 つの合図 日勤の午前、申し送りと最初の移乗を終えて、更衣室の鏡をふと見たときの話です。 鏡の中のわたしの肩が、耳の近…